台湾駐妻の「永久居留證(APRC)」取得条件とは??

台湾駐在8年目のうにょママです。

台湾は合法的に5年以上滞在している外国人は永住権を取得できます。(諸条件あり)

夫は今年、永久居留証を取得しました。

私も申請しに行きましたが、残念ながら申請条件を満たしておらず、永久居留証の申請はできませんでした。

残念!!

申請条件と申請にいった経緯もろもろを残しておきたいと思います。

駐妻の申請条件

駐妻(依親:家族呼び寄せビザ)は以下のどちらかの条件を満たしていれば永久居留証を申請できます。

  1. 夫(呼び寄せ人)が永久居留証を取得してから5年以上経っている
  2. 自分名義の財産(不動産でも貯金でも)が500万元以上ある

※2021年9月時点での情報です。規定は変更の恐れがありますので最新情報のご確認をよろしくお願いします。

準備するもの

  1. 外僑永久居留申請書
  2. カラーの顔写真(1枚)
  3. パスポート原本&コピー
  4. 居留証原本&コピー
  5. 台湾無犯罪証明書
  6. 婚姻証明(日本の戸籍謄本)
  7. 夫の居留証原本&コピー

夫が永久居留証を取得して5年後に申請に行くのであれば上記の準備が必要です。

もし、申請のタイミングからみて、過去5年以内に1回あたり3カ月以上、出国したことがある」場合は、上記に加え、日本での無犯罪証明証と、健康検査表が必要です。

もし500万元以上の財産があり、申請に行く場合は財産証明証が必要です。

内政部移民署のサイト → 外國人申請永久居留送件須知

申請費

取得には1万元かかります。

取得のメリット

私が思うメリットは以下の二つです。

  1. 台湾で合法的に仕事ができる
  2. 政府の補助を受けられる

1.について

駐妻(家族呼び寄せビザ)は台湾では働くことができません。

私は、ちょっとの時間でも仕事できたら駐妻生活がより豊かになると思っています。

こうも長く駐妻をしていると、仕事して自分の世界が欲しいなと思います。

うにょママ
うにょママ

台湾で働けないのでフルリモートで仕事する準備中です!!

2.について

去年、今年とコロナで落ち込んだ経済を活性化するために、台湾政府より振興券(お買物券の様な物)が発行されました。

しかし、当初外国人は対象外。

外国人からたくさんの意見が上がったようで、永久居留証を取得している外国人も対象となりました。

でも永久居留証がなければ、長く台湾に住んでいても、たくさん納税していても対象外です。

ちょっとモヤっとしました。

日本政府の補助も受けれなかったし(10万円欲しかった…)、台湾政府の補助も受けれないという悲しい事実。

内政部移民署へ申請できるか確認へ行った

ネットで調べても自分が申請条件を満たしているのかイマイチはっきりしませんでした。

そこで内政移民局へ行きました。

9月9日。

小南門にある「内政部移民署」へ。

入口の案内係のお姉さんに申請条件を満たしているか確認したいと告げました。

入口横にある居留証受け取り窓口で確認してとのことでした。

窓口で居留証を渡し、申請条件を満たしているか確認してもらいました。

事務員さんは、居留証を見ながらカチカチとパソコンでチェック。

なんと!!!すでに条件を満たしていて、申請できるとのこと!!

やったーーーーーー!!!

嬉しい~!!え、でもほんとに?

以前、ある駐妻さんが滞在5年を過ぎたので永久居留証の申請にいったけど、駐妻は夫が永久居留証を取得後5年してからしか申請できないと言われたとブログに書いてあったんです。

でも万が一ってこともあるし、ケースバイケースってこともあるし、自分でも確かめたい!と思いました。

申請できるか疑わしいと思いつつも、書類を準備して申請してみることにしました!

準備した書類など

  1. 外僑永久居留申請書(内政移民局でもらえる)
  2. カラーの顔写真(1枚)
  3. パスポート原本&コピー
  4. 居留証原本&コピー
  5. 台湾無犯罪証明書
  6. 銀行口座の残高証明書
  7. 夫の居留証原本&コピー

申請に行く前は必要な書類がよくわかりませんでした。

ブログで調べても出てくるのは労働ビザを持っている人の申請パターンばかり。

政府のサイトを見ても良く分からない。

婚姻証明が必要みたいだけど、そんなの無いし。。。

良く分からないので、とりあえず必要そうな書類を準備して申請に行っちゃえ!と思い書類を集めました。

無犯罪証明(警察刑事紀錄證明書)の取得

事前にネット申請します。

こちらのリンク先より申請できます➞警察刑事紀錄證明書

翌日には完成していました!

受け取りの際に100元支払います。

残高証明(存款餘額證明書)

私は台湾に銀行口座を持っていません。

財産といえば夫の口座にあるお金だけ!

家族だし、夫の財産が証明できたら良いだろうと考えました。

というわけで最寄りの銀行に残高証明を取りに行きました。

印鑑、通帳と夫と自分の居留証を持っていきました。

発行に50元かかりました。

いよいよ永久居留証の申請

9月16日。

必要と思われる書類は用意した!

申請できるか疑わしいけどとりあえず申請に行ってみよう!!

ということで再び内政部移民署へ。

申請書に必要事項を記入し、いざ申請窓口へ!!!!

結果、窓口で申請条件を満たしていないと告げられました。

やっぱり申請できないよね、という感じでした。

最後に

永久居留証、申請できるのかできないのか結構モヤモヤしていました。

今回のことでクリアになり清々しい気持ちです!

5年後にまだ台湾にいたら(さすがに帰国してるかな?いや、居そうな気がする…)申請しようと思います。

この記事を書いた人

うにょママ

元駐妻。7年半過ごした台北から2022年2月に本帰国しました。
このブログではWeb制作の勉強、台湾生活、子育てについて気ままにつづっています。