駐妻の語学勉強法。言語交換は勉強を続けるモチベーションになる。

語学の上達には学校の授業以外に自習がとても重要です。

学校の授業だけでは勉強時間が足りません。ただ家でひたすら音読したり、シャドーイングしたり、文法の勉強をするだけでは飽きてしまい長続きしません。

私は一時期3人の台湾人と言語交換をしていました。ある程度学校に通って中国語のレベルがあがり、会話勉強をしたいと思ったからです。

言葉はコミュニケーションの道具、やっぱり生身の人間と話すのが一番です。言語交換は意味がないという意見もありますが、私にとっては有益な時間でした。

まずは言語交換の相手探し

言語交換の相手はネットで探しました。女性、昼間の時間帯という条件で募集を出しました。募集を出すとすぐに10人ぐらいから返事がきました。女性限定といっているのに男性からも連絡が来たりしました。そこは女性限定ですといってお断りしました。

言語交換を申し出てくれた人の中で、なんとなく良さそうな3人の女性と言語交換を始めてみることにしました。

初めて会う時は緊張しましたが、相手は女性だし、カフェという他人の目がある場所なので大丈夫だろうと判断しました。

言語交換の相手はこんな人

Aさん大学生

数回言語交換をして会うのをやめました。

考え方が私とは感覚が合わなくて、会話もあまり盛り上がりませんでした。

会って話すのがしんどくなりました。言語交換がある日は気が重くなってきたので会うのをやめる決意をしました。

Bさん大学生

日本語学科の生徒で日本語がとても上手でした。話していて楽しかったし、ドタキャンや大幅な遅刻などはなく、人としても好きな子でした。この女の子とは長く続きました。

言語交換をしなくなってからもたまにお茶したり、私が出産後、お祝いをしてくれました。

今は日本で仕事をしています。日本から年賀状を送ってきてくれたりしました。

今でもインスタで緩くつながっています。

Cさん大学生

といっても子育てが終わり、ご主人も子ども達も皆、海外で生活している50代?60代?の女性です。大学では英文課に所属していましたが、日本語も学びたいとのことでした。大学を卒業をしたら次は日本語をもっと真剣に学びたいと言っていました。

この女性とも長く続きました。私も将来こんな風に年を重ねたいなぁと思わせてくれる素敵な女性でした。彼女の通う大学を案内してもらったりして、台湾の大学生活を少し覗けた感じで楽しかったです。

最後は彼女が忙しくなって、言語交換の時間が取れなくなったということで終了しました。

その女性から代わりに日本語を学びたい女性を紹介されてline交換したのですが、言語交換をすることなくすぐに連絡しなくなりました。

以上3人の方と言語交換をしました。3人のうち2人とは長く続いたし、良い出会いだったと思います。

私の条件が昼間の時間帯に言語交換だったので、時間に融通がきく大学生ばかりでした。

こちらの提示する条件で、言語交換を申し出てくる人の特徴も変わってくると思います。

言語交換の注意点

ルールを明確にする

会う時間を決めておく

本当は帰りたいのにダラダラ過ごすことをさけるために、先に何時間言語交換をするかを決めておくのが良いと思います。

日本語、自分の習得言語を使う時間を明確に分ける

例えば2時間言語交換をするとすれば、前半1時間は日本語だけを使う。後半1時間は自分の学ぶことばを使う、という風に先に決めておくことが大切です。

このルールがないと語学が得意な方のことばで話すことになってしまいます。相手の日本語レベルが高いと、気づけば日本語ばかりで話している…という事になりがちです。(逆もまたしかり。逆はラッキーか 笑)

③会う場所を決めておく

これは毎回どこで会うか決める手間を除くためです。

私は毎回どこで会うかやり取りするのが面倒だったので、いつも同じ場所で言語交換をしていました。気分をかえて他の場所で会うこともありましたが、基本的には同じ場所でした。

私が使っていた場所はモスバーガー、スタバ、イートイン付きのパン屋、カフェです。

④合わないと思ったらすぐに辞める

断りにくいかもしれませんが、合わないと感じた時点ですぐにやめた方がよいです。合わない人と会話しても疲れてしまいます。それに自分が合わないと思ってる様に、きっと相手も合わないなぁと感じているんじゃないでしょうか?

理由はなんでもよいです。忙しくなったとか、塾に通い始めたとか、あっさりと受け入れてくれると思います。

時間は有限です。気の合わない人と会っている時間はもったいないです。

言語交換はモチベーションアップに有効

言語交換の時間はカフェでお茶し、人と触れ合える良き時間でした。

ただ正直にいうと言語交換では大して語学力はアップしません

自分の知ってる語彙だけで会話をする練習にはなります。

ですが、やはり自分で単語帳を見る、読書する、ドラマを見るなどして語彙力をつける勉強は必要です。

リスニングも相手はこちららがわかりやすいような簡単な言い回しで話してくれたり、ゆっくりと話してくれるので、ネイティブが遠慮なく話す会話とは違います。

気の合う相手が見つかれば言語交換はモチベーションアップにとても有効です。

会話が続くようにもっと勉強しようと思います。自分の言いたいことを言いたいように話せるようになりたいと努力します。

相手が一生懸命日本語を勉強している姿はこちらを勇気づけ、やる気を起こさせてくれます。

一歩踏み出して新たな世界を覗いてみてください^^

この記事を書いた人

うにょママ

元駐妻。7年半過ごした台北から2022年2月に本帰国しました。
このブログではWeb制作の勉強、台湾生活、子育てについて気ままにつづっています。