台湾でスマホを落としたら無事に帰ってきました。台湾人の優しさと、「iPhoneを探す」に感謝した日。

台湾である日、バスの座席にスマホを忘れてしまいました!でも翌日に無事に帰って来たんです。バス会社の事務所へ行ったり、警察へ行ったり、スマホが無事帰ってくるまでに台湾人の優しさに触れた出来事でした。

スマホが無い!!

こどもを幼稚園に送る際、バスのシートにスマホを置いたままバスを降りてしまいました。子供幼稚園に預けて、帰ろうとした時に気づきました。

一瞬焦りましたが、まずはバスの運転手さんに落とし物を預けられた可能性を考え、乗ってきたバス会社の事務所へ行くことにしました。

バス会社に落とし物の確認

幼稚園の近くにバス会社の車庫があったので、車庫行きのバスに乗りました。

バスにのった際、バスの運転手さんに事情を説明すると、無線で事務所に連絡してくれ、落とし物が届いていないか確認してくれました。

残念ながらスマホの落とし物は届いていませんでした。

車庫近くのバス停で降りるときに、運転手さんが事務所の場所を優しく教えてくれました。

バスの運転手さんって、ぶっきらぼうな感じな人が多いけど、しゃべってみたらなんて優しいんだ。優しさに涙が出そうでした。

事務所には男性が2人いて、親身に話を聞いてくれました。紛失届けを記入し、事務所を後にしました。

警察署に落とし物届を出す

次にすべきことは警察へ!!

落とし物をしたら警察へ!!

警察署に入ると目の前に受付のようなデスクがあり、男性が一人座っていました。

その彼に、スマホを落としたことを話しました。奥からもう一人警察官が出てきました。

二人体制で私の話を聞いてくれ、会話の中でどうやら「iPhoneを探すをオン」にしてるか聞いてくれたようです。

どうも私が適当に返事して、オフになってる事になってしまいました。(本当はオンにしていたのに、中国語わかってるフリして、返事した)

オンにしていればその場で警察官のスマホを使ってどこにあるか調べてくれたようですが、うっかりオフにしていると言ってしまったので、違うやり方を提案してくれました。

警察官が自分の?支給されている?スマホを使って私の番号に電話をかけてくれました!!誰も電話をとらなかったので、次にショートメールを打ってくれました!!!

「このメールをみたらこの番号に電話してください。」という内容です。警察署の電話番号を打ってくれました。

この場でできることを親身になって対応してくれて、優しさに心打たれました。

さらにいうと、警察官は若い男性ふたりで、ガタイも良いしで若干ときめきました 笑

警察署でも紛失届けを書きました。その際、見つかった時の連絡先を書くのですが、息子の通う幼稚園の番号をネットで調べてもらいました。

いろいろご迷惑をお掛けしました。。

台湾の警察官、優しい&臨機応変すぎる!!

「iPhoneを探す」がすごい

iPadを持っているので、「iPhoneを探す」を起動して、自分のiPhoneをさがしてみました!!

初めて使ったこの機能!!便利さを初めて知りました!この機能を作ったappleに感謝!

あった!!生きてる!!電源切られたりしていない!!!

でも、ずっと動いているんです。

台北北部の天母から家の近くを通って、台北101方角へ!!

そしてどんどん移動するiPhone!なんと台北を通り抜け、遠く基隆へ!!(台北から車で40分ほど)

私はずっと気が気でなかったです。誰かが私のiPhoneを持っている。iPhoneを持ったまま行動している。

何度も遠隔操作で電話を鳴らしました。

私のiPhoneは転売されてしまうのか!?

私のスマホを拾った人は善人か悪人か!?

ずっと「iPhoneを探す」とにらめっこ。

朝の忙しい時間だから、警察による時間はないので、帰宅後に届けてくれるのかな?と思ったり、なんでずっと持ち歩いてるの!?転売する気?!と顔の見えぬ相手に苛立ったりしていました。(今思うとすごく失礼)

電話を何回か鳴らしましたが、電話を取ることはありませんでした。

私は拾ってくれた人が仕事中で、何度も電話が鳴ったら邪魔で失礼だなと思って鳴らすのをやめました。

一日に何度も「iPhoneを探す」を起動させ、居場所を確認しました。

午後3時過ぎ、私のiPhoneが基隆から台北へどんどん戻ってきている!!

なんと私の家のすぐそばまで!!

あぁ私のスマホを拾ってくれたお方は、なんと家まで届けてくれるのね!なんとお優しいお方!!

と思ったのもつかの間、私の家のすぐそばを通り抜けて、どんどん遠くへ離れていくではありませんか!

自宅に届けてくるわけないよな、私だって誰かわからない人のために自宅に届けたりはしないわ。。と思い直し、観察を続けました。

すると、ある一定の場所で止まって動かなくなりました。

そこは警察署!!

私がバスにスマホを忘れた場所の近くにある警察署でした。

ようやく安心しました。

拾ってくれたお方は一日の用事を終え、警察署にスマホを届けてくれました。

警察から幼稚園に、スマホが届けられたと連絡もありました。

翌日に警察に取りに行き、無事にスマホを受け取りました。

最後に

スマホ紛失事件、たくさんの台湾人の優しさに触れられた、良き思い出となっています。

この件に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

この記事を書いた人

うにょママ

元駐妻。7年半過ごした台北から2022年2月に本帰国しました。
このブログではWeb制作の勉強、台湾生活、子育てについて気ままにつづっています。