台北馬偕病院で発達遅延の療育開始も2回で通うのをやめた理由

小児科で発達遅延の指摘を受け、台北医学大学附設病院で発達検査を受けました。

発達検査の結果、言語と認知、職能(日常生活における動作全般)に遅れが認められ、医療機関で療育を受けれることになりました。

発達検査を受けた台北医学大学付設病院ではなく、家から通いやすい台北馬偕病院で療育を受けることに決めました。

診察から実際に療育を受けるまでの流れ、なぜたった2回で通うのを辞めたのか、理由をお伝えしたいと思います。

まずは馬偕の早期療育問診の診察予約を取る

まずはネットまたはアプリで早療担当医師の診察予約を取ります。(小児科または復健科

診察当日に発達検査の結果報告書を持参。医師に見せて療育を受けたい事を伝えます。すぐに療育を受ける手配を進めてくれます。

8/24に診察を受け、手続きの結果、言語の療育は1ヶ月後に開始、職能療育(日常生活における動作全般)は3ヶ月後に開始ということになりました。

職能(日常生活における動作全般)の集団療育の開始

診察を受けた翌週、病院から電話がありました。すぐに職能の療育を始められるとの事でした。3ヶ月後に始まると聞いたばかりだったのに、突然療育が始まることになりました。

9/4に第1回目の療育の予約を取りました。週1回通うことになりました。

そして療育当日。療育は朝9時からスタートし、40分間で終了します。息子の他に男の子が2人、合計3人でのレッスンでした。

初回はとても順調でした。少し大きなお兄ちゃんにが先生に言われた通りの動作をどんどんこなしていきます。その子に続いて息子も順調に動いていきました。前半25分は息子の得意なジャンプやボール投げなどの大きな動きで、後半15分は息子の苦手なビーズの紐通しなどの手先の細かな作業の時間でした。

後半の苦手な作業な時間は少しイライラしながらも無事に終了しました。レッスンが終わった後に廊下で持参したおにぎりを食べさせて幼稚園へと向かいました。

10:30頃に幼稚園に到着。息子はなんだか不思議そうな表情をしていました。

状況をうまく呑み込めていない様子でした。

それもそのはず、息子はなぜ突然母親とよくわからない教室に通うことになり、その後に幼稚園に連れてこられるのか理解できていません。。

療育2回目は不調そのもの

2回目は他の子供たちが遅れてきたため、レッスン開始時には息子1人しかいませんでした。1人だと全然動いてくれませんでした。少しして他の子たちが来たのですが、前回一緒だったお兄ちゃんがいませんでした。どうも調子が出ないようで、私にべったりくっついてレッスンが全然進みませんでした。

この日はあまり動けずにあっという間に療育の時間は終了しました。。

廊下でおにぎりを食べさせ幼稚園へと向かいました。

今日も幼稚園についてお別れするときはポカーンと不思議そうな顔をしていました。

たった2回の療育で通うことに疑問を感じた

療育を2回受けてみて、通い続けることに疑問を感じました。

疑問を感じた理由

・幼稚園でも同じようなことをしている
・幼稚園の先生に療育に行った日は1日中情緒が不安定と言われた
・幼稚園の先生から療育に通う必要は無いのでは?と提案された
・病院に連れて行ってから幼稚園に連れて行くのが割りと大変

要するに、療育に行くより幼稚園に行ってる方が良いという結論に達しました。

言語療育も受けないことにしました。

今通わせている幼稚園は少人数制で先生たちのフォローが手厚いです。息子の言語の遅れは先生も理解していて、先生の言った言葉を真似させるように気を付けたりしてくれています。

また療育に通わせるかもしれませんが、しばらくはこのまま様子を見ることにしました。

断りの電話を入れる

たった2回で断るなんて失礼かな?とても熱心に指導してくれる先生、ショック受けるかな?最後にもう一度だけ療育にいって、直接顔を合わせて断った方が良いかな?!など、考えたりしたのですが、どうせ断るなら早い方が良いと考え、ドキドキしながら担当の先生に電話しました。

電話口で手先の細かい作業はもっともっと練習した方が良いといわれましたが、特にとめられるでもなく、あっさりと断れました。

最後に

せっかく療育に通うことができたのに断るのは気が引けました。でも疑問を持ちながら通わすのは良くないと感じ、通うのを辞めました。

今後も息子の様子を良く観察し、家でできることはやり、必要を感じたらまた療育をお願いするかもしれません。

今回、療育に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

この記事を書いた人

うにょママ

元駐妻。7年半過ごした台北から2022年2月に本帰国しました。
このブログではWeb制作の勉強、台湾生活、子育てについて気ままにつづっています。