中国語の習得に向けて、通った語学学校と塾について

大学付属の語学学校2ヶ所、マンツーマンの塾2ヶ所に通いました。通った学校、塾について、個人的な感想を振り返って書いてみます。
※最新の情報については公式サイトをご確認ください。

淡江大学華語中心

初めて通った学校。私の中国語学習はココからスタートしました。1学期の4ヶ月間通いました。

この学校に通うことに決めたのは、開講時期と通いたい時期のタイミングがあったからです。9月に台湾にきて、10月から学校に通い出したかったのですが、この条件に合った語学学校が淡水大学華語中心でした。毎月開講しているので、学びたいタイミングですぐに学び始められます。他の学校は3ヶ月のプログラムが多く、入学時期が決まっていました。

1日3時間、週5回の授業でした。

クラスメートはインドネシア人、ベトナム人、韓国人、日本人でした。生徒はアジア人中心です。たまに欧米人を見かけました。

担任の先生は50代の女性でした。とても熱心で温かく、大好きな先生でした。授業時間が過ぎても発音練習に付き合ってくれたり、先生とクラスメートで学校近くでランチしたりもしました。

こじんまりとしていて雰囲気が自分に合っていたと思います。アットホームな雰囲気が好きな人におススメです。

淡江大学は短期での受け入れも行っていて、在籍した4ヶ月の間、短期留学の日本人が入れ替わり立ち替わり授業を受けに来ていました。

学校は永康街エリアに位置し、飲食店もたくさんあり、とても便利な立地です。

淡江大学華語中心公式サイト→http://www.clc.tku.edu.tw/course/rclp

台湾師範大学国語教育中心

淡江大学華語中心に通った後、師範大学の語学学校に移りました。理由は歴史が古く、教科書も出版(台湾のほとんどの語学学校で使われている)もしていて、各国から生徒が集まっている環境に魅力を感じたからです。

MTCは1956年秋に成立され、国立台湾師範大学に付属する中国語教育のための組織です。現在毎学季(3カ月間)は世界70カ国以上から約1700名の学生がここで学習しています。MTCは台湾で最大、最も著名な中国語語学センターです。

台湾師範大学公式サイトより引用

1学期3ヶ月×4回の1年通いました。週5で、前半の半年は2時間の授業+1時間の自習クラス、後半の半年は3時間の授業を受けました。

クラスメートは本当に国際色豊かでした。在籍した1年間、クラスメートにはこんな出身国の人達がいました。

  • スイス
  • フランス
  • カナダ
  • ベリーズ
  • メキシコ
  • オーストラリア
  • インドネシア
  • 韓国
  • 日本

いろんな国の人と交流してみたい人にオススメの学校です。

先生の人数が多い分、教え方の質も様々でした。正直に言うと、当たり外れが大きいです。最初の1週間はクラス変更が可能(行きたいクラスに空きがあれば)なので、合わないと思ったら変更した方が良いです。

クラスが多い分、自分の都合に合わせた時間帯を選びやすいです。朝早くから、夜まで授業があります。新入生は人気の時間帯は選びづらい事もあるようです。

台湾師範大学国語教育中心公式サイトhttp://mtc.ntnu.edu.tw/jap/

傑世語文短期補習班(ジェイズ語学学校)

師範大学を辞めた後、こちらの塾に1回2時間、週3回通い始めました。週5回の通学に疲れていたのと、会話練習に力を入れたいと思ったからです。

日本人向けに開かれた塾なので、先生も日本人との会話に慣れている感じでした。塾オリジナルの教科書で、内容はとてもシンプルでした。簡単な文法の説明例文と、単語一覧で構成されていました。

レッスンの合間の10分休憩以外はずっと先生と会話をするので、日常会話の練習になりました。週3回の授業は別々の3人の先生に習いました。最初は楽しかったのですが、だんだんとマンネリ化してきて、半年で辞めてしまいました。

3人のうち2人の先生とは塾を辞めた後も、プライベートとで遊びに出かけたりしました。

先生と気が合えば気軽にランチに行ったりでき、小さな塾のメリットかと思います。

傑世語文短期補習班公式サイト→http://www.jsil.com.tw/h/index?key=036567022215

漢網学院

最後に通ったのが漢網学院です。会話も学びつつ、もう一度文法を復習したいと思い、カリキュラムのしっかりしていそうな漢網学院に決めました。

この塾には1年間通いました。通い始めは1回2時間を週3回通っていました。最後の3ヶ月は週2回に減らしました。

ここでは漢語大師という、日本語で説明がかかれた教科書を使いました。大学付属の語学学校で使っていた教科書は説明が英語で書かれていたので、単純にわかりやすかったです。教科書に沿って新出単語と文法を学びました。その他にフリートークの時間もありました。

メインの3人の先生+臨時の代わりの先生から学びましたが、どの先生も教え方が上手でした。先生の質がとても良かったです。また事務担当の人も気さくで話しやすかったです。

雰囲気の良い塾でした。出産を機に塾を辞めました。

産後、月子中心(産後ケアセンター)に、一番長くお世話になった先生と事務員さんが会いにきてくれました。子供を連れて何度か塾に遊びに行ったりしました。いつ行っても温かく迎えてくれて、とても居心地の良い所です。

漢網学院公式サイト→http://www.chineseassociate.com/

学校選びについて

4ヶ所の学校で、様々な先生から中国語を学びました。そこでわかったのは、学校選びにおいて一番重要なのは先生との相性だという事です。また、自分に合った環境、雰囲気である事も大切だと思います。

ただしレッスンを受けてみないとどのような先生がいるかはわかりません。そこでまずは大学付属の語学学校ならキャンパスに行って雰囲気を確かめてみたり、塾であればレッスンや費用について相談に行ったりして、雰囲気を確かめてみるのが良いと思います。

何となくでも良いので、良さそうだと思った所に決めるのが良いのかなと思います。合わなければいつでも辞めれますしね。私のようにいろいろな学校に通ってみるのも楽しいと思いますよ^_^

学校選びの参考になりましたら幸いです。

この記事を書いた人

うにょママ

元駐妻。7年半過ごした台北から2022年2月に本帰国しました。
このブログではWeb制作の勉強、台湾生活、子育てについて気ままにつづっています。