台北馬偕病院で子宮卵管造影検査を受けた

タイトルの通り、10月末に台北馬偕記念病院で子宮卵管造影検査を受けました。

子宮卵管造影検査を受けた理由

今年の5月に子宮外妊娠で馬偕紀念病院にかかり、注射治療を行いました。

第二子を考えているので異常がないか確認をしたかったのと、妊娠しやすいゴールデンタイムを獲得したかったためです。(子宮卵管造影検査を受けて半年以内は妊娠しやすいゴールデンタイムと言われています。)

検査予約までの流れ

まずは婦人科に診察予約をとります。(アプリから予約を取るのが便利です。)

※検査は生理後(出血が無くなってから)3日以内に受ける事になっています。生理が来たらすぐに予約を取ると良いです。

婦人科を受診したら、子宮造影検査を受けたいと伝えます。ちなみに中国語では子宮輸卵管攝影(zǐgōng shūluǎnguǎn shèyǐng)と言います。

診察では直近の生理開始日など聞かれます。子宮造影検査に使うチューブ?器具?を使い捨ての物か、消毒をして繰り返し使う物か、どちらが良いか聞かれます。使い捨ての物は自費(800元)で、消毒して使う物は保険適応内です。診察は5分ほどで終わります。

診察後、まずは料金を支払います。カウンターでも、機械で支払っても大丈夫です。

1,400元ほどでした。この中には診察代、器具代、検査代が含まれています。

次に4階にある、放射線科の受付へ向かいます。

受付で診察後に渡された紙を渡します。その場で検査の日程を告げられます。それから検査当日に提出する同意書(検査の注意事項や副作用について書かれている)を渡されます。

最後に1階にで薬を受け取ります。痛み止めと感染を防ぐための抗生物質が処方されました。

この日はここまでで終了です。

検査当日の流れ

受付時間に間に合うように放射線科の受付へ行きます。保険証と書類を提出します。

次に検査着に着替えます。

受付の隣に更衣室があります。更衣室に入ってすぐ左手に、検査着が用意してあります。上半身だけのタイプとワンピースタイプがあります。今回は青いストライプ柄のワンピースタイプを着用します。また荷物入れのカゴも用意されています。空いている個室(といってもトイレの個室の様)で着替えます。

子宮と卵管の検査なので、上半身は脱ぐ必要はありません。スカート、ズボンだけを脱げばオッケーです。下着は検査直前に脱ぎます。

指定された検査室前で名前を呼ばれるのを待ちます。モニターがあるので、そこに自分の名前があればちゃんと受付完了しています。私は30分ほど待って呼ばれました。

まずはレントゲン撮影の奥の部屋で、女医さんによる問診がありました。直近の生理日、飲酒、喫煙の有無、手術をしたことがあるか等。問診が終わると、一度外の待合室で待つように言われます。

外で5分ほど待っていると名前を呼ばれました。

いよいよ造影剤を入れてのレントゲン撮影です。

子宮卵管造影検査

下着を脱いで、ベッドに横になります。

準備ができたらベッドが上昇、器具を挿入します。この器具を入れる時に少し痛みを感じました。

そして造影剤を入れていきます。注入後、レントゲン撮影です。

左右に足を倒してそれぞれ撮影されました。前日から痛み止めを飲んでいたおかげか、ここまで全く痛みを感じませんでした。先生に足を正面に戻してと言われ、戻した瞬間に痛みが走りました。「痛っ!」と心の中で叫びましたが、一瞬で収まりました。なんだったんだろう。。。この検査が痛くてたまらない人もいると聞きます。もしこの一瞬の痛みが検査中続くのなら、確かにツライだろうと思います。。。

婦人科で診察時に支払いを済ませているので、検査が終わったら着替えて帰宅です。

検査後に台湾らしいと思った出来事が。。

検査終わりました~帰っていいですよ。と言われたのですが、下を一向にふき取ってくれる様子はありません。明らかに検査で使用した液体で濡れてる。。。ティッシュありますか?と聞いたら、え?無い~と言われてしました。(え?台湾人は拭きたいと思わないの?!)よく見たら机の上にティッシュがあったので自分で拭いて下着をはいて検査室を後にしました。

再び更衣室で着替えます。更衣室入り口の手前に使用済みの検査着を入れたら完了です。

検査結果を聞く

検査日から一週間後に、再び婦人科の診察予約を入れます。

そこで検査結果を聞くことになります。

検査結果報告は5分もかからず終了です。異常があるかないか告げられて終わりです。質問、疑問があればその場で先生に聞きます。

私の場合は、なんと右の卵管が詰まっていました。。。子宮外妊娠の後に詰まってしまったのか、前から炎症があったのか、原因は不明です。

検査を受けたおかげで、妊娠しづらい事、子宮外妊娠の再発の可能性が人より高い事がわかりました。この結果を踏まえて、二人目も自然妊娠にかけるのか、不妊治療にトライするのか、今後の妊活の方向性が定まりました。

最後に

検査自体はとても簡単で、10分もかかりません。ただ、痛みの感じ方は人ぞれぞれで、中にはとても痛かったり、吐き気を訴えたりする人もいるそうです。

幸い私はほとんど痛みもなく、あっという間に検査が終了したという印象です。

婦人科系の検査って、なんだか気分が重いですよね。まして海外で検査するとなるとなおさら。。。でも気になっている方は思い切って検査をしてみてくださいね。

※駐在の方は皆さん海外保険に加入していると思います。会社によってどこまでカバーされているか違いはありますが、一度、海外保険のコールセンターに電話して相談されと良いと思います。病院の紹介、予約等を行ってくれるそうです。場合に寄っては病院までにかかった交通費も支払ってもらえる事があります。

この記事を書いた人

うにょママ

元駐妻。7年半過ごした台北から2022年2月に本帰国しました。
このブログではWeb制作の勉強、台湾生活、子育てについて気ままにつづっています。