台北で子宮外妊娠の注射治療をした話

台北馬偕紀念病院で子宮外妊娠の注射治療(MTX筋肉注射)をしました。その時の経験をブログに残しておきたいと思います。

MTX注射を打つまでの経緯

二人目のため妊活を始めたのが4月でした。

5/10 妊娠検査薬でチェック。陽性反応!でも少量の出血が続く。着床出血?

5/18 出血量が増加。これはおかしいな、子宮外妊娠かもしれないと思う

5/19 近所のクリニック受診。腹部エコーと尿検査をする。胎嚢確認できず。

尿検査は陽性反応を示す色がうっすらと色付いただけ。。妊娠していればハッキリと色付くはず、1週間様子を見ましょうとの事。薬を処方され、診察終了。

ネットでいろいろ調べていると、子宮外妊娠の場合、卵管が破裂し激痛に襲われることがある。

最悪の場合、死に至るという情報をみて怖くなり、来週の診察まで待ってられない、大きな病院を受診しようと決意。

5/20 馬偕紀念病院を受診。経膣エコー検査と採血をする。胎嚢は確認できず。

採血の結果、HCG値は290

5/23 経膣エコー&採血。胎嚢確認できず。

HCG値は350でわずかに上昇。

5/25 経膣エコー&採血。胎嚢確認できず。HCG値490でさらに上昇。注射治療を言い渡される。この時点で妊娠6週目。

5/27 MTX筋肉注射。腕に注射をして帰宅。

異常妊娠が疑われる場合は大病院での受診が大切

総合病院を初受診してからMTX注射を打つまでわずか1週間。

あっという間に事が運びました。

大きな病院を受診して心から良かったと思いました。

総合病院でMTX注射をした時期は、近所のクリニックに通っていれば2回目の受診をするタイミングです。

そこで子宮外妊娠と断定された場合、クリニックでは対処できないので、結局は総合病院に転院です。

様子を見ている間に卵管破裂になっていたかもしれません。

注射後の経緯

6/3 採血(HCG値は記録漏れでわかりません )

6/4 腹痛で救急にかかる。検査の結果、特に異常なし。

注射後も破裂の恐れはあり、この時期はとにかく不安でした。激しい

痛みに襲われたら救急を受診するように言われていたのもあり、激痛では無かったものの不安で怯えているより救急を受診しようと思いました。

6/6 採血(HCG 500)

6/8 腹痛で午前中は寝込む

6/9 回復し、友達とランチに出かける。帰宅後再び腹痛に襲われる。

6/10 明け方から腹痛。朝、どろっとした塊が出る。この日は1日中、腹痛あり

6/13 採血(HCG 154)

6/24 採血(HCG 45)

7/1 採血(HCG 5)

7/7 続いていた出血が止まる

7/9 採血(HCG 3) 通院終了!

通院終了まで2ヵ月弱かかりました。

妊娠・出産は奇跡

途中、腹痛に襲われたり、卵管が破裂したらどうしよう?!という不安が常に付きまとい、こんなことなら手術した方が良かったのでは!

手術すればこんなに不安を感じずに済んだのにと思ったりもしました。。

週一回の採血も疲れました。

採血の結果が出るまで、2時間ほど待たなくてはなりませんでした。その間、帰宅してもよいのですが、帰宅しても落ち着けず、結局早めに病院に戻り待合室で待っていました。

もう病院に来なくて良いといわれた時は、本当にほっとしました。

今回の事はとても残念な出来事でした。

自分は健康で何の問題も無く妊娠、出産ができると根拠のない自信がありました。(一人目がそうだったので。)

きっとまだ二人目を授かるタイミングでは無かったのでしょう。

何の問題も無く妊娠し、赤ちゃんが生まれるのは奇跡なんだと改めて感じた出来事でした。

後日、子宮卵管造影検査を受け、卵管の通り具合を確認しました。結果、今回の子宮外妊娠で受精卵の着床が疑われた、右の卵管が詰まっていました。。

前から詰まっていたのか、子宮外妊娠の影響で詰まったのかはわかりません。

私自身、子宮外妊娠や、治療の話をブログで読み、勇気づけられました。

私の経験がどなたかのお役に立てれば幸いです。

この記事を書いた人

うにょママ

元駐妻。7年半過ごした台北から2022年2月に本帰国しました。
このブログではWeb制作の勉強、台湾生活、子育てについて気ままにつづっています。